介護老人保健施設には相談員(生活相談員)というスタッフが必ずと言っていいほど存在します。この介護老人保健施設の相談員の役割は、簡単にいうとなんでも屋的な感じだと思います。
入所者の苦情処理から、入所相談から、退所までの相談、生活上の問題の解決、一番はベッドコントロールでしょうか。
このようにみると、かなり介護老人保健施設の相談員は忙しそうですね。相談員になるには社会福祉士などの有資格者がなっているようですが、ここで経験を積んでケアマネージャになる方もいると思います。
一番大変なのは、入所者とその家族の問題ではないかと思います。中には介護老人保健施設を介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などと勘違いしてずっと入所させようとする家族もいるようですし、そういった家族の説明というのはなかなか骨のある仕事だと思われます。
しかもベッドコントロールをして回転率を上げて、かなり老人保健施設の経営にも影響しますから、色々と上から言われることもあると思います。
人手が足りなければ、直接介護の仕事を担う場合もあると思います。看護師などと比べると相談員の給料はあまり多くありませんから、中には耐えきれなくてやめてしまう方もいるようではあります。
ただ入所の手続きとかは、なにかと相談すると便利ですので、どんどん活用していきましょう。
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