介護老人保健施設にも人員基準があります。人員基準はこれくらいの人数ならば、これくらいの看護師の数とか、医師の数など詳細に決められているものです。

監査が入るのでこれらの人員基準は、当然介護老人保健施設を運営する上でクリアしていなければならないものです。

ですがこの人員基準も必ずしも、介護老人保健施設の実情に合っているかどうかは問題です。施設側としても当然あまり意味もなくスタッフを雇用したくはないですし、かといってあまりにも人手が足りなくなるのも困るものです。

介護老人保健施設の人員基準を考えると、もしそれが実情とあっていないと、介護職の間でも多くの負担がかかったりします。あまり運営がよくいっていないところならば、よけいな人件費が割けないので、当然負担がかかってしまいます。

そうなると辞めてしまう職員が増えてしまって、運営がうまくいかなくなる恐れがあります。

介護老人保健施設の人員基準を考える上では、もっと実情に反映した内容にする余地があるのではないかと思います。